まち・ひと・しごと創生総合戦略「ダイヤモンドシティ・プロジェクト」
「まち・ひと・しごと創生総合戦略」とは(策定趣旨)
平成26年11月28日の「まち・ひと・しごと創生法」施行を受けて、国では平成26年12月27日に日本の人口の現状と将来の姿を示し、今後目指すべき将来の方向を提示する「まち・ひと・しごと創生長期ビジョン」及びこれを実現するため、今後5ヵ年の目標や施策の基本的な方向を示した「まち・ひと・しごと創生戦略」がとりまとめられ閣議決定されました。
本市でも同法第10条に基づき、「地方版総合戦略」「地方人口長期ビジョン」の策定に着手いたしました。
国や県の「長期ビジョン」および「総合戦略」を勘案しつつ、本市の人口動向を分析し、将来展望を示す「小美玉市人口ビジョン」と、それを基に今後5ヵ年ごとの目標・施策の基本的方向性や具体的施策をまとめた「小美玉市総合戦略」を策定します。
詳しくは、国の「まち・ひと・しごと創生本部」のページをご覧ください。
小美玉市まち・ひと・しごと創生総合戦略~ダイヤモンドシティ・プロジェクト~
-名称に込めた想い-
年に2度、筑波山頂に黄金の夕陽がかかる“ダイヤモンド筑波”。霞ヶ浦湖畔から望むダイヤモンド筑波は小美玉市の誇る風景です。小美玉市という名前には、「小川の流れや美しい自然とともに、玉のように輝き飛躍する市のイメージが感じられる/小さな美しい宝物、あるいは小さな美しい心を持つふるさとになるように/小さな玉が美しく磨かれていく、そんな夢を持てる市になるように(市HPより)」との想いが込められています。
ダイヤモンドシティ・プロジェクトは、小美玉市の地域資源や住民一人ひとりの可能性を小さく美しい宝石(玉)の王様であるダイヤモンドに見立て磨き上げ、光をあてて輝かせていくまちになるという想いを込めた、小美玉市版総合戦略です。
第2期小美玉市まち・ひと・しごと創生総合戦略について(計画書)
第1期小美玉市まち・ひと・しごと創生総合戦略について(計画書)
第1期小美玉市まち・ひと・しごと創生総合戦略の実績評価(計画最終年度)(pdf 1.68 MB)地方創生に向けた取り組み
【地方創生推進アドバイザー】■「加形拓也(かがたたくや)」(シビックデジタルトランスフォーメーションディレクター)
小美玉市では、当市の地方創生(ダイヤモンドシティ・プロジェクト)を推進するにあたり、マーケティングやプロモーションなどの専門的知識と地方創生におけるデジタル・トランスフォーメーション(以下DX)に関する知見を有する専門家を設置しています。
市民自身が小美玉の暮らしに魅力を見つけ、磨き、光をあてることでその魅力を多くの人と共感し、まちに愛着・誇りと当事者意識を持つ人を増やす取り組みを行いながら、さらにはDXを活用した持続可能な事業推進に向けて、様々なアドバイスや事業に取り組んでいます。
【地方創生を学ぶシリーズ】
■“明るい未来”を創る,キラキラ地方創生study meeting
■ダイヤモンドシティ小美玉異業種間交流セミナー『地方創生時代の情報発信』
ダイヤモンドシティ・プロジェクト推進事業について(取組み)
ダイヤモンドシティ・プロジェクト推進業務委託(公募プロポーザルについて)
政策分野
(1)「恋も子育てもしたくなるまちになる」
日本では,生涯未婚率や初婚年齢が高くなっており,生まれてくる子どもの数も減っています。
つまり若い世代が結婚しなければ,子どもも生まれてこないというのが現状です。
結婚したいという思いはあっても,恋人のいない独身者が多いのは,出会いの場が少ないことが1つの要因となっています。 小美玉市の総合戦略では,結婚を支援する施策に重点を置きながら,これまで推進してきた子ども・子育て支援を着実に実行し,若者が結婚したくなる,また子育て世代が安心して子どもを産み育てることができる環境をつくります。
(2)「地域の宝を見つけ,磨き,光をあてるまちになる」
小美玉市の魅力を考えたとき,茨城空港,霞ヶ浦,星空,ヨーグルト,酪農,イチゴ,小美玉市まるごと文化ホール・・・など,いいものやいいところはたくさんあるけれど,「これぞ小美玉市」というイメージが無いことに気がつきます。
小美玉市の総合戦略では,小美玉市がもっている「魅力」と「イメージ」を一致させ,「シビックプライド」を醸成することにより,新たな価値観を生み出し,「小美玉らしさ」を実現することを目指します。
(3)「わくwork(ワーク)がとまらないまちになる」
小美玉市の産業は,酪農・農業のほか,製造業が多いことが特徴です。災害が少なく高速道路の利便性もよいことから,地方移転を考える企業にとっては魅力的な立地といえます。
また,大きな企業の創始者を多数輩出していることから,小美玉市に関わると”出世する” ”運が開く”など金脈のまちとしてのイメージもあります。
一方で,就職を機に市外へ転出する若者が多いことも事実です。
また,アンケート調査では,仕事と育児を両立できる環境を求める声も多くありました。
このことから,働く場所を増やす支援とともに,女性が安心して働ける職場環境支援などに取り組み,女性が輝くまちを目指します。
(4)「スーッと,ず~っと住めるまちになる」
結婚・子育ての支援,地域の魅力づくり,雇用への取組と,小美玉市での定住を促進することとは,相互に関連性の高いものです。
特に若い世代の人たちの定住を促進するため,選ばれる小美玉市を発信していくことが重要だと考えます。
より多くの人に小美玉市の良さを感じてもらえるプロモーションを積極的に行います。
また,まちへの誇りと愛着を育み,まちをより良くするために,自分自身が関わっているという自尊心「シビックjプライド」をもって行動できる人材を育成することにより,定住意識の定着を図っていきます。